地元キャベツが動物のごちそう! アドベンチャーワールドとJA協力、食品ロス削減へ
和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は、JA紀南すさみ支所(すさみ町周参見)と協力し、規格外を含むキャベツを動物飼料として地元農家から購入している。施設は「農家で廃棄していた規格外のものや外葉部分を活用することで農家支援と食品ロスの削減につなげ、循環型社会の実現に寄与する」と話している。
地元キャベツの購入は昨年の冬から開始。2022年12月~23年1月の1カ月間に約1・2トンを飼料として与えた。今月から購入している春キャベツは6月中旬までに合計約1・2トンの購入を予定。その後も継続していくという。
育ち過ぎて割れてしまうなど市場に出荷するのが難しいキャベツでも、動物には影響のない範囲で与えることが可能。キャベツの外葉部分は市場販売する際は5枚ほど廃棄が必要だが、動物飼料の場合、廃棄は2枚ほどでよく、全体廃棄量の削減につながる。
さらに、価格の変動に左右されず、需要と供給の安定が確保できるため、施設、農家の双方にとってメリットがあるという。施設はこれまで県外から規格内のキャベツを購入していた。
飼育スタッフの木村衆悟さん(37)は「キャベツはものすごく高い時もあるので大変助かる」と言い、支所営農経済担当の樫山英史さん(39)も「大変ありがたい取り組み」と話している。
施設でキャベツを与えている主な動物種は、アフリカゾウ、ラクダ、ヒマラヤタール、カンガルー、アクシスジカ、キリン、サイ、カピバラ、マーラ、ワオキツネザル、リスザル。
地元キャベツの購入は昨年の冬から開始。2022年12月~23年1月の1カ月間に約1・2トンを飼料として与えた。今月から購入している春キャベツは6月中旬までに合計約1・2トンの購入を予定。その後も継続していくという。
育ち過ぎて割れてしまうなど市場に出荷するのが難しいキャベツでも、動物には影響のない範囲で与えることが可能。キャベツの外葉部分は市場販売する際は5枚ほど廃棄が必要だが、動物飼料の場合、廃棄は2枚ほどでよく、全体廃棄量の削減につながる。
さらに、価格の変動に左右されず、需要と供給の安定が確保できるため、施設、農家の双方にとってメリットがあるという。施設はこれまで県外から規格内のキャベツを購入していた。
飼育スタッフの木村衆悟さん(37)は「キャベツはものすごく高い時もあるので大変助かる」と言い、支所営農経済担当の樫山英史さん(39)も「大変ありがたい取り組み」と話している。
施設でキャベツを与えている主な動物種は、アフリカゾウ、ラクダ、ヒマラヤタール、カンガルー、アクシスジカ、キリン、サイ、カピバラ、マーラ、ワオキツネザル、リスザル。