和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年04月30日(火)

餓死寸前の子猫を工事現場で保護、ふっくら美猫に劇的チェンジ「ご飯たべる声がたまらん」

保護された子猫が2ヵ月で美猫に成長(YouTubeチャンネル「さもじとほたねの日常」より)
保護された子猫が2ヵ月で美猫に成長(YouTubeチャンネル「さもじとほたねの日常」より)
 元保護猫のさもじくんとほたねちゃんの動画をアップしているYouTubeチャンネル「さもじとほたねの日常」。譲渡会で出会ったさもじくんと、散歩中に工事現場で保護したほたねちゃんと暮らす飼い主さん。今ではおてんばな姿を見せてくれているほたねちゃんだが、壮絶な保護劇があったそうだ。

【動画】ガリガリ猫が仰天チェンジ!「むあうむあう」!? 変な声でごはん食べ…成長の一部始終

 飼い主の“さも主”さんと“さも女”さんの愛情をいっぱい受けながら、にぎやかに暮らすさもじくんとほたねちゃん。すくすくと育ちやんちゃざかりの2匹の様子を楽しみしているファンがたくさんいる。

 ほたねちゃんとの出会いは、ある夜の散歩中だった。子猫の鳴き声が聞こえたため、2人が近づいてみるとボランティアの人がほたねちゃんを保護しようと奮闘している最中だったという。保護した時の動画も公開されており、写っているのは生後2ヵ月に見えないほどにやせ細ってガリガリの子猫。保護していなかったら飢え死にしていたかもしれない…と、さも主さんは語る。

 キャリーを使い保護し、そのなかでほたねちゃんがご飯を食べる姿も残っており、視聴者も「ご飯食べている時の『むあう、むあう、むあう…』がたまらんすぎる」「里親になるのを即決する、ってなかなか出来ない事です。本当に大変な事だと思います。感謝しかありません」と、無事保護できたことを安堵するコメントが多数寄せられている。

 動画の最後には、さもじくんとの対面シーンも。キャリーから聞こえる子猫の鳴き声にあたふたするさもじくんが写っていた。

■2ヵ月の隔離生活を経てすくすく成長、すっかり美猫に変身

 ほたねちゃんを保護した後、2匹の初対面について「仲良くできるかとっても心配でした」と語るさも主さん。その心配をよそに、2匹は初顔合わせから相性も良く、すぐに仲良くなってくれたそうだ。

 YouTubeチャンネルを始めて4年。これまでに一番反響があった動画は「ほたねさんの成長記録のまとめ動画」。3年前の投稿ではあるが、255万回再生されている。保護した翌日病院へ連れていくと、白血病とエイズの感染を防ぐため、さもじくんと8週間の完全隔離を言い渡されたさも主さん。この日から始まったほたねちゃんの苦い薬との戦いには、涙があふれる。

 “さも主”さんと“さも女”さんのお世話のおかげで、隔離生活の間でどんどん大きく可愛く成長していくほたねちゃん。そんな姿に「お2人の優しさ、忍耐強さ、愛情深さに感動しました」「ちゅーる食べてる時の声が可愛すぎて何度も巻き戻ししちゃう…」と視聴者も感動。寄せられたコメントがとてもうれしかったとさも主さんは語る。

 最後に、2匹の元保護猫と暮らしているなかで、かなえたい夢や願うことは?という質問に「猫と楽しく一緒に暮らせる夢のマイホームを建てたい」とさも主さん。「その夢を叶えるためにも、仕事を頑張りたいと思います!」と力強く語ってくれた。

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提供:oricon news