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2024年04月30日(火)

石原さとみ“華やかさ”消すため役作り徹底 ボディソープで髪洗う「すごく痛みました」

“華やかさ”を消すための役作りについて語った石原さとみ(C)ORICON NewS inc.
“華やかさ”を消すための役作りについて語った石原さとみ(C)ORICON NewS inc.
 俳優の石原さとみ(37)が16日、映画『ミッシング』(5月17日公開)完成披露試写会に登壇した。『愛しのアイリーン』、『空白』で知られる吉田恵輔監督(48)に、7年前から出演を直談判した石原は、娘の失踪事件をきっかけに、情報の荒波に巻き込まれ翻ろうされていく母親・沙織里を熱演。持ち前の“華やかさ”消すため、徹底した役作りを明かした。

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 吉田監督からは「石原さんの華がすごい」と、自身の作風との違いから出演を一度は断られていたという石原。今作では「監督と美容室にいって『髪の毛を1番傷ませる方法はありませんか』と。ボディソープで、今のまだらに染めた髪の毛を洗うとすごく痛みますよって。そこから毎日ボディソープで洗ったら、すごく痛みました」と明かした。

 「今までの自分を消す方法だったり、髪の毛や肌荒れ、爪の汚さ、体のゆるさ、いろんな部分で自分のことがなりふり構わない状態を作り上げるのを頑張りました」と心身も追い詰めていった石原。「切り替えはなかった気がしますけど。なので終わった瞬間にショートカットにしました」と晴れやかな笑みをみせた。

 そんな石原に、吉田監督は「取り憑かれてる。キャラクターをイタコのようにおろして、何も見えない状況で演じてる。そういう役者さんは初めてだったので俺もどう扱っていいのか、恐る恐る撮ってた。クランクアップでかっこいい服をきて帰って行くのを見て、『石原さとみがいる!』って。ずっと沙織里がいたんだな、と思うと、現場に石原さとみはいなかった」と感心していた。

 このほか、中村倫也(37)、青木崇高(44)、森優作(34)、小野花梨(25)、細川岳(31)が参加した。



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提供:oricon news