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2024年05月19日(日)

杉野遥亮、ドラマ撮影で“真摯さ”あふれるエピソード 妻夫木聡も賛辞「本質に向き合おうとしていた」

『生きとし生けるもの』記者会見に出席した杉野遥亮 (C)ORICON NewS inc.
『生きとし生けるもの』記者会見に出席した杉野遥亮 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の杉野遥亮が5日、都内で行われたテレビ東京開局60周年特別企画ドラマスペシャル『生きとし生けるもの』(6日 後8:00)記者会見に出席した。

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 同作は、人生に悩む医者と余命宣告された患者の2人が「人は何のために生き、何を残すのか」という永遠の問いを求めながら各地をめぐるヒューマンドラマとなっている。

 今作への参加について、杉野は「オファーいただいた時に、妻夫木聡さんと渡辺謙さんの名前を拝見して『やった!こんなところに呼んでいただけてうれしい』という気持ちでした。自分の仕事をやっていく中で、できるだけ吸収していきたいと言う思いで現場に参加していました」と回顧。

 北川悦吏子氏の脚本については「何回も読んで、飲み込んでやらないと理解できない、いろんな角度で見えてこないなと感じていました。プロの方が集まる現場だったので、気を引き締めないと。妻夫木さんとの駅のシーンとか、すごくいいところだなと思って、力が入っちゃったので、ああいうところでもリラックスしないといけないなと。すごく勉強になりました」と率直な思いを告白。

 北川氏は「すてきなせりふを渡したので。とってもすてきでした。これは私の印象ですが、ご本人が持っていらっしゃる、育ちの良さみたいな。そういうのがにじみ出ていて。ちょっと不器用そうなところもいい。正しく賢いというか『このせりふ、おいしい!』とかじゃなくて、誠実に向き合ってくれる」と賛辞。

 妻夫木聡も「杉野くんが、駅のシーンを撮影する前日に僕の部屋に『話がしたい』とやって来ました。『このシーンに挑むには、コミュニケーションを取りたい』ということで、どう解釈するかの話をしました。杉野くんが、自分の言葉に対して真摯に向き合っていたので、すごく好きでしたね。なんでこういうふうな人間になったのか、もっと本質に向き合おうとしていたから、うれしかったです」としながら「本当に不器用なんですよ(笑)。きょうも、さっき楽屋にあいさつにきた時も『きょうはよろしくお願いいたします…よろしくお願いいたします』って言っていて」と笑顔で話し、杉野は「何を話すのがいいのかわからなくて…。あいさつだけでいいのか。いや、ほかに話しすぎてもとか…」と恥ずかしそうに語っていた。

 会見にはそのほか、渡辺謙、原田知世、大政絢も出席した。

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提供:oricon news