和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年06月03日(月)

【東進】生成AI(GPT-4)の活用で、英作文学習と添削指導に革命! 英作文1000本ノック 開講

和文英訳1,000題を即時に採点・添削。 日本マイクロソフトと連携し2024年4月に正式開講

2024年5月20日
株式会社ナガセ
東進ハイスクール・東進衛星予備校

東進ハイスクール・東進衛星予備校(以下、東進)を運営する株式会社ナガセ(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長 永瀬昭幸)は、日本マイクロソフト株式会社(以下、日本マイクロソフト)と連携し、同社の提供するAzure OpenAI Serviceを活用した自動英作文添削講座「英作文1000本ノック」を2024年4月に正式に開講いたしました。

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202405170941-O7-6yTJ058D

 
「英作文1000本ノック」は、これまでの英作文学習・添削指導に革命を起こすべく、2023年より開発を進めてまいりました。最新の生成AIであるGPT-4を活用して、基礎から難関大レベルまでの厳選された和文英訳1000題の添削指導について、その場で即時に行うことができる、今までにない全く新しい講座です。この講座により、生徒の英作文学習を劇的に変化させることはもちろん、高等学校への提供も行うことにより、先生方の英作文添削指導にかかる膨大なご負担を大幅に軽減し、十分な対策が可能となります。

2024年2月以降、東進生向けのトライアルや石川県の生徒への無償提供を実施。1,310名の生徒が延べ12万8千回を越える演習を行った結果を踏まえ、さらなる追加機能の開発と最終検証を行い、この度正式開講する運びとなりました。「英作文1000本ノック」のGPTはマイクロソフトが提供するAzure OpenAI Service上で構築することで、性能とセキュリティを両立した環境を実現しており、日本全国の東進で利用することができます。

----------------------------------

日本マイクロソフト株式会社
執行役員 常務
コーポレートソリューション事業本部長 兼 デジタルセールス事業本部長
小林 治郎氏

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202405170941-O6-ZcntabsZ】 

最新のAIテクノロジーと安心して利用できる環境を提供し
東進とともに教育のDX化を推進していく

日本マイクロソフトは、株式会社ナガセ(東進)が開発した「英作文1000本ノック」の正式開講を心から歓迎します。このサービスは最先端のAzure 技術を活用し、個々の学習者に合わせた英作文添削を提供します。また、Azure OpenAI Serviceを使用することで、セキュリティとプライバシーを保護しており、利用者に安心してご使用いただける環境を提供しています。
日本マイクロソフトは東進とともにAIのテクノロジーを駆使したプロダクト・サービスを提供し、教育のDX化を推進してまいります。

----------------------------------

 
1.「英作文1000本ノック」とは

最新の生成AIであるGPT-4を活用し、東進が新たに開発した学習システム。生徒が書いた和文英訳の解答を、「その場ですぐに」 「的確に」 「何度でも」採点・添削してくれる心強い味方です。大学入試問題を中心に厳選された1,000問の英作文問題を、東進の採点ノウハウを取り入れた生成AIによるアドバイスを受けながら演習することで、効果的・効率的に英語力を高められます。

間違った回答に対しては、生徒が書いた表現を尊重しつつ、改善のための指摘・アドバイスを行います。画一的な解答を示すのではなく、生徒一人ひとりに合ったアドバイスを実施するのが強みです。正答した場合も、他の表現方法を別解として提供してくれるため、表現力や語彙力の拡大につながります。

↓動画でわかる英作文1000本ノック
【画像】

 
2.「英作文1000本ノック」の特長

①どの大学のどんな問題でも、その場ですぐに添削指導
「英作文1000本ノック」では、生成AIの活用により、これまでの人の手による添削では不可能だった「即時添削」が実現。東進の教務力と最新の生成AIを融合することで、どの大学のどんな難問であっても、その場ですぐに、詳しく正確な英作文の添削指導が、何度でも受けられるようになります。

②和文英訳、5レベル×200題の圧倒的な演習量
基本的な文法・構文・語彙を確認する基礎レベルから大学受験基礎・標準・難関・最難関の5つのレベルに分けて各200題の問題を用意。合計1,000題について何回でも添削指導を実施します。回数の制限がないため、完全答案となるまで何度もチャレンジする中で、確かな実力を身につけることが可能です。

③マイクロソフト提供のAzure OpenAI Serviceを利用し高速・安全に学習できる
「英作文1000本ノック」システムでは、生成AI/GPTを用いることで、生徒一人ひとりの解答に適した自動添削を行います。このGPTは、マイクロソフトが提供するAzure OpenAI Service上で構築しており、性能とセキュリティを両立した環境になっています。夕方~夜の時間帯など利用が増える時間においても、安心して・安全に・安定的に学習に取り組める環境を構築しています。今後、より効率的に学習に取り組めるよう、AIの応答時間の短縮化に向けた改良改善を行ってまいります。

④大学入試に最適化された東進だけのAIが添削
大学入試における英作文は、文法的に正しく意味が通じるだけでは不十分です。語数や指定語句、用いるべき表現など多くの条件があります。「英作文1000本ノック」は、大学入試の英作文のさまざまな要素や模範解答例を事前学習したAIが添削するので、入試本番での得点力アップにつながります。

⑤これまでの指導経験に基づくアドバイスも充実
初学者がつまずく原因の多くは、文法の知識不足。これまでの膨大な添削履歴をもとに、特に注意すべき文法アドバイスを重点的に行います。また、一般的に英作文は平易な文章でミスのないように書くことが重要とされますが、東進独自調査による分析によると、「上位大学ほどよりアカデミックな単語を使用している答案が高評価となる」傾向があります。そのため、上級者には、よりアカデミックに書いた場合の別解を提示します。

⑥楽しく学べる仕組みや「My演習」機能
生徒が楽しく継続的に学べるような仕組みや機能も充実。日々の学習に対して賞賛や激励が表示されたり、累計・継続状況がわかりやすく表示されたりすることで、長期的な学習をサポートします。また、間違えた問題や苦手分野の問題を検索して自分だけの演習セット「My演習」を作成できます。

 
3.「英作文1000本ノック」開発のきっかけ

大学入試において、英作文は必須のスキルであるにも関わらず、高等学校の現場において十分な指導がなされていませんでした。その理由は、英語の先生といえども難問の添削となればそう簡単ではないということ、また、ただでさえ授業や校務で多忙な中、多くの生徒の添削を行うことは時間的な負担が大きいということにあります。そしてこれらが先生個人の努力に委ねられていたことが、英作文指導における致命的な欠陥とも言える問題でした。

近年急速に発展している生成AIを活用すれば、これまで抱えてきた英作文指導の問題を解決し、英作文の添削を即座に繰り返し実施でき、人の力による添削では実現不可能だった圧倒的な演習量によって力をつけることが実現します。とはいえ、生徒一人ひとりの解答に合った質の高い採点・添削を安定的に届けて大学受験対策をすることは、決して容易ではありません。

そこで東進では、英作文(和文英訳)学習が革命的に変わる添削システム「英作文1000本ノック」の開発に着手。東進の教務力と最新の生成AIを融合することで添削の質を高め、難問に対してもAIの「即時性」や「何度も繰り返せる」というメリットと、大学入試レベルに対応した「学力を伸ばす」添削を両立しています。トライアルを実施した高校生からは、生成AIを活用した先進的な学習方法に関して大きな反響と好評の声が届いています。

 

【株式会社ナガセについて】
1976年創立。日本最大の民間教育ネットワークを展開するナガセは「独立自尊の社会・世界に貢献する人財」の育成に取り組んでいます。有名講師陣と最先端の志望校対策で東大現役合格実績日本一の「東進ハイスクール」「東進衛星予備校」、シェア NO.1の『予習シリーズ』と最新のAI学習で中学受験界をリードする「四谷大塚」、早期先取り学習で難関大合格を実現する「東進ハイスクール中学部」「東進中学 NET」、総合型・学校推薦型選抜(AO・推薦入試)合格日本一の「早稲田塾」、幼児から英語で学ぶ力を育む「東進こども英語塾」、メガバンク、大手メーカー等の多くの企業研修を担う「東進ビジネススクール」、優れた AI 人財の育成を目指す「東進デジタルユニバーシティ」、いつでもどこでもすべての小学生・中学生が最新にして最高の教育を受けられる「東進オンライン学校」など、幼・小・中・高・大・社会人一貫教育体系を構築しています。2022年9月には、幼児~中学生対象の世界標準のプログラミング学習「東進CODE MONKEY」を新たに開講しました。
また、東京五輪個人メドレー2冠の大橋悠依選手をはじめ、のべ47名のオリンピアンを輩出する「イトマンスイミングスクール」は、これからも金メダル獲得と日本競泳界のさらなるレベルアップを目指します。
学力だけではなく心知体のバランスのとれた「独立自尊の社会・世界に貢献する人財を育成する」ためにナガセの教育ネットワークは、これからも進化を続けます。



プレスリリース詳細へ https://kyodonewsprwire.jp/release/202405170941
提供: