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9月18日(火) 「敬老の日」

 日本で100歳以上の高齢者が3万2295人となって、初めて3万人を突破したことが、厚生労働省の調べで分かった。

 ▽17日は国民の祝日「敬老の日」。「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」である。老人は、今の日本をここまでつくりあげてきた功労者だ。だが《敬老の日だけの福祉がめぐり来る 浜中春代》では困る。

 ▽昔に比べると、老人の数はすごく増えたが、元気な老人も圧倒的に多い。《無病では話題に困る老人会 井上栄二》という元気いっぱいの人も。以前、老人ホームで暮らしている老夫婦を訪ねたら、88歳の妻が92歳の夫の車いすを押してホールへ現れて驚いた。

 ▽長野県栄村は、人口約2500人。世帯数889世帯。新潟県に接する県最北端の村だ。この村へ介護保険の取材に行った記者の話を、佐藤好美という人が産経新聞のコラムで引用していたが、その内容が興味深い。

 ▽旅館では腰の曲がった女性が働いていた。ビール瓶を運んだりする現役の80代。老人介護の施設に行ったら、80代の女性利用者2人から「楽しみは山登り。たいした山じゃないけどね―」と言われ、足腰の差に恐れ入ったそうだ。

 ▽ここは介護保険料が県内でも最低ということで、「暮らし自体が介護予防なのだろう」と書いている。長寿社会の今、この村人の意識と暮らし方はわたしたちにも参考になるのではないか。(香)



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