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「田辺に野球の新球団」

 プロ野球を目指す若い人たちの受け皿となる球団が田辺市にできた。来季から関西の独立リーグに参入する「和歌山ファイティングバーズ」だ。どんなチームになるのか、楽しみだ。

 ▼先週末には、田辺スポーツパークで入団テストがあった。参加者は全国から集まった17〜29歳の26人。走塁や遠投、守備、打撃などのテストに挑んだ。145キロ以上の球を投げる投手や遠投では100メートル以上を投げる選手もいて、見学に来た野球ファンを喜ばせた。入団テストは年内に兵庫県や大阪府、北海道でもあり、最終的に25人を採用するという。

 ▼プロスポーツの中でも、野球の注目度は高い。今年のドラフトでも即戦力として期待される選手や将来性のある選手が数多く指名された。トップクラスの契約金は1億円。1軍で活躍すれば、実力次第で同じ年代の若者とはかけ離れた高年俸を手にできる。その中には独立リーグの出身者もいる。

 ▼一方で毎年、100人ほどの選手が戦力外通告を受ける。引退後にコーチになったり、テレビの解説者になったりする人はほんの一握り。ほとんどが若くしてユニホームを脱ぐ。高校や大学で名をはせ、ドラフトで上位指名を受けた選手でも思うように活躍できない選手は数多い。

 ▼そんな厳しい世界だが、若者たちが夢を持って田辺の新球団で白球を追い掛ける。近い将来、ドラフト指名を受ける選手が出るかもしれない。彼らの挑戦を応援したい。 (河)



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