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「まわしよみ新聞」

 「まわしよみ新聞が面白い」と聞いて、大阪市内で開かれた「編集長養成講座」に参加した。発案者である陸奥賢さん(NPOまちらぼ代表理事)は「メディアを使った新しい遊び」という。

 ▼最初に3〜5人のグループに分かれ、それぞれ持ち寄った新聞に目を通して、気になった記事を3本ずつ切り抜く。次に切り抜いた記事をカードのように広げて、何に興味を持ったのかを説明する。それに対して、他の参加者が意見や感想を述べていく。

 ▼「悪ふざけの投稿動画は不愉快」という小学生(12)の投書(毎日新聞)があった。それに対して「しっかりした子だね」「最近は、夢はユーチューバー(動画投稿者)と答える子どもが増えているらしい」「お金を稼げるのは何万人に一人というのが現実なのに」「でも、そういう才能を持った子がいるかもしれないので、頭ごなしには否定できませんね」と話が広がる。

 ▼同じグループになった4人とは初対面で名刺も交わしていなかったのに、記事をきっかけに話が弾んだ。

 ▼最後は持ち寄った切り抜きを画用紙に貼って壁新聞に仕上げる。カラフルなペンで見出しやコメントを付け、編集後記も書いた。その作業は新聞の編集と同じで、誰もが編集長の気分を味わえる。全員が修了証書をもらって「編集長」にも認定された。

 ▼紀伊民報は9月に、まわしよみ新聞の体験会を予定している。詳細が決まればお知らせしたい。(長)



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