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「友好の木」

 和歌山県中南米交流協会代表の真砂睦さんから協会の機関紙「虹の架け橋」が届いた。そこに掲載された二つの記事に興味を持ち、詳しい話を聞かせてもらった.


▼一つは、和歌山県人ブラジル移住100周年の節目を祝って6メートルのこいのぼりを贈呈したこと、もう一つはブラジルの国花である「イッペー」という花木を県内に植える運動を展開する話である.


▼こいのぼりは岡山県にある製作会社から寄贈を受け、すでにブラジル和歌山県人会に贈呈。10月29日にサンパウロ州議会正面の公式掲揚ポールにブラジル国旗、サンパウロ州旗と並んで掲揚されることになっている.


▼イッペーは、この木の日本への移植を研究しているグループに苗木の提供と技術指導の協力を求め、県や田辺市の施設などに植樹したいという。県内各地からブラジルに渡った移住者の活躍に思いをはせ、友好のよすがにしようというのだ.


▼和歌山県は戦前、みなべ町から移住して広大な原生林を農地に開いた松原安太郎氏の活躍などでブラジルとの縁が深い。田辺市からの移住者も多く、その人たちが架け橋となって交流を続け、友好を深めている.


▼その象徴となるこいのぼりとイッペーの木。僕はまだその木も花も見たことがないが、黄色い花の咲く季節には、木全体を花が覆い、ソメイヨシノの咲き方とそっくりだという。友好の花の咲く姿を想像し、双方の交流が末永く続くことを祈っている。 (石)



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