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「犬との暮らし」

 「犬を飼っている人が見たら感動します。僕は泣きました」。2カ月ほど前、会社の後輩から熱心に薦められた映画が御坊市の映画館で上映されていると知り、出掛けた。

 ▼作品は「僕のワンダフル・ライフ」。主人公の犬が命を救ってくれた少年と固い絆で結ばれていく。犬の寿命は人間より短いが、大好きな飼い主に会いたいとの思いから50年で3度生まれ変わり、ようやく再会を果たすという物語だ。残念ながら琴線には触れず、準備していたハンカチは無用だったが、犬のけなげさ、かわいらしさが存分に伝わり面白かった。

 ▼犬は昔から人間生活と深い関わりがある。単にペットとしてではなく、狩猟や事件捜査、災害時の救助などにも活躍する。訓練としつけ次第では、従順で鋭い嗅覚などの能力を発揮する賢い動物だ。

 ▼そんな犬との生活を思い描き、県動物愛護センター(紀美野町)から譲渡された雄の中型犬を飼い始めて5年。臆病で人見知りの彼との距離は縮まったが、しつけの仕方が分からず当初の理想とは大分かけ離れている。せめて人の迷惑にならない飼い方を心掛け、将来地震などによる避難先で、周囲に受け入れてもらえる社会性を身に付けさせたいと考えている。

 ▼来年のえとはイヌ。和歌山では、紀州犬が県や県警のマスコットキャラクターに採用されている。本紙の元日紙面でも、犬にまつわる話題をたくさん用意している。ご期待のほどを。 (河)


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