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「箱根駅伝」

 今年も正月休みは、自宅で読書をしたりテレビを見たりしてのんびり過ごした。毎年楽しみにしているのが2、3日に開かれる箱根駅伝だ。

 ▼東京―箱根間の往路は5区間107・5キロ、復路は5区間109・6キロ、計10区間217・1キロで競う。短い区間でも20キロ超あり、さまざまな逆転劇やドラマが生まれる。各校のエースが集う区間の激しいレース、時に脱水症状や足の故障などのアクシデントに遭いながらも懸命に走る姿に感動する。

 ▼今年の大会には田辺地方出身の選手は出場していなかったが、見応えがあった。青山学院大が4連覇を達成し、優勝候補の一角に挙げられていた神奈川大は総合13位。次回は予選会に回る波乱の結果となった。

 ▼学生の長距離界で最も注目されるこの大会は、出場資格が関東学生陸上競技連盟の加盟大学に限られる。しかし、2024年の第100回の記念大会を機に関東以外の大学も出場できるように全国化を検討しているという。賛成だ。

 ▼学生ランナーにとっては、沿道を埋め尽くす観客の声援を浴びて走る箱根駅伝は、高校生の甲子園のような舞台。そのため、有望な選手が関東の大学に進む傾向が強く、男子の大学駅伝は、いつも上位を関東勢が占める。門戸が広がり、関西や地方の大学も予選会を突破して本戦に出場できるようになれば、もっと盛り上がり、競技人口の拡大にもつながるだろう。意義ある改革と信じている。 (河)


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