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「2年目のシーズン」

 野球の独立リーグに所属し、田辺市に本拠を置く「和歌山ファイティングバーズ」が2年目のシーズンを迎える。

 ▼創設1年目の成績は12勝21敗3分け。加盟3チームの最下位だった。担当記者によると、今季は大幅に戦力を強化し、球団関係者も手応えを感じているという。期待したい。

 ▼昨年は地元の球団を応援しようと何度か球場に足を運んだ。そこで見た、元阪神タイガースのエース、井川慶選手(38)の投球が忘れられない。兵庫ブルーサンダーズの先発として登板。阪神に在籍したころのような速球こそなかったが、キレのある変化球で和歌山打線を寄せ付けなかった。全盛期を過ぎたとはいえ、格の違いは歴然としていた。

 ▼井川選手は阪神で活躍。2006年末に、鳴り物入りで大リーグのヤンキースに移籍した。しかし、思うようには活躍できず、12年に日本球界へ。復帰先のオリックスでも、けがなどで成績を残せず、15年に戦力外となった。

 ▼昨季は「兵庫」に入団し11勝0敗、防御率1・09という抜群の成績を挙げて優勝に貢献した。けれども、日本のプロ野球界からは声が掛からず、1年で「兵庫」を退団した。

 ▼彼ほどの実力者でも振り落とされるのがプロの世界。無名の選手にはなおのこと厳しい。でも、独立リーグの選手たちは夢を追って努力している。

 ▼和歌山の地元開幕戦は15日正午から、上富田スポーツセンターである。今年も応援に行こう。(河)

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