AGARAKiiLifeみかんKiiSearch

「車の平均寿命」

 2017年の日本人の平均寿命は女性が87・26歳、男性が81・09歳。男女とも50代だった1947年に比べると30年以上延びた▼日常生活に欠かせない車の寿命も延びている。現在走っている車の平均車齢は普通・小型乗用車が8・53年、軽乗用車は8・37年。普通・小型は25年連続で延びている。一方、新車登録から抹消されるまでの平均使用年数は普通・小型が12・91年、軽が14・55年。きゃしゃなように見える軽の方が長く使われている▼車の耐久性の目安としてよく言われるのは「10年10万キロ」。エンジンやブレーキのメーカー保証が10万キロになっていることが根拠のようだ。かつて10万キロを超える自家用車はそう多くなかったが、耐久性が増したいまは20万キロを超える車も珍しくない。取材範囲が広い同僚記者はつい先日、30万キロ超えを達成した▼以前の愛車は9年、14万キロで乗り替えたが、それでも下取り価格がついた。中古車として次のオーナーの手に渡ったのだろう。輸出されて海外で走っているかもしれない▼14年乗ったその前の車は、走行距離は10万キロに満たなかったのにあえなく廃車になった。最近は昭和の車が「旧車」として人気があり、状態が良ければ驚くような価格で取引されるとも聞く。車の一生も悲喜こもごもだ▼自分の年齢と車の耐久性、購入費用を考えれば、最後の愛車を選ぶ時期もそう遠くない。楽しみでもあり寂しくもある。(長)

更新)