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「新しい手帳」

 仕事始めの4日から新しい手帳を使い始めた。愛用しているのは、スーツの内ポケットに入れてもかさばらない薄手のもの。まずは紛失した際の連絡欄に名前、住所、携帯電話番号を書いた▼振り返ると、手帳の使い方がずいぶん変わった。10年ほど前までは、予定欄に訪問先や担当者名、連絡先などをきっちり書き込んでいるが、昨年の手帳は一年を通じてほとんど空欄のまま。いつごろから書き込みが減ったのか。保管している手帳をさかのぼってみると、スマートフォンを使い始めた時期と一致した▼紙の手帳に全ての予定を記入していたころは、紛失しようものなら途方に暮れた。いまはスマホとパソコンで共用している電子カレンダーで日程を管理しているので、職場でも出先でも予定が確認できる。紛失の心配もない。検索機能があるので、過去の日程を一瞬で呼び出すこともできる▼さらに便利な機能もある。初めての訪問先へは、名称や住所を入れておけば、スマホのナビゲーションが道案内してくれる。カレンダーの画面から直接電話をかけることもできる▼それでも手帳を持ち続けるのは、年齢早見表を見たいからだ。記事を書く際に元号と西暦を対比させることが多く、さっと開いて一目で確認できるのが紙の手帳の優れたところだ▼5月に元号が改まれば、時代をさかのぼる早見表の出番はさらに増えそうだ。手帳はこれからも手放せそうにない。 (長)


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