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ベトナムにおける「土木工学科」新設を、関東学院大学が支援 -- 社会基盤を支える建設技術者を育成へ -- 人材と資金が流出するベトナムの建設業界を変革
2018年10月10日 14時5分2秒






関東学院大学(本部:横浜市金沢区 学長:規矩大義)は、ベトナム国内の社会インフラ整備に携わるベトナム人技術者の養成を目的に、ベトナム国家大学ハノイ工科大学に今秋新設された「土木工学科」の支援を進めていきます。









 ベトナムでは、土木工学に関連する大学教育の体制整備が近隣諸国と比べて進んでいないことから、建設関連分野への進学を希望する優秀な人材が海外に流出する状況が続いています。それにともない、大規模公共事業を受注可能な総合建設会社が未発達で、多くの資金が海外の建設会社に流出しています。

 関東学院大学では、長年にわたって建設技術者を育成してきたノウハウを生かし、ベトナムにおける建設業界の発展に向けて、ベトナム国家大学ハノイ工科大学の支援を決定。具体的には、次年度以降にスタートする専門課程に向けて、カリキュラムの整備、土木工学分野の教員養成、実験・実習体制の整備に協力していきます。この他に、関東学院大学で土木工学を専攻する研究者による特別講義の実施や、修士や博士の学位取得をめざす留学生の受け入れ強化を進めていく方針です。



 関東学院大学の理工学部土木・都市防災コースは、1950年に旧・工学部土木工学科として発足。長年にわたって、国内外で社会インフラ建設に携わる技術者を養成してきました。また、近年では防災工学に関連する技術の教育研究にも力を注いでいます。ベトナムでの教育展開においても、大規模災害が頻発する我が国での研究成果をベースに、防災技術の移転も進めていきます。





【規矩大義(きく・ひろよし)学長による記念講演】



 新学科開設にともない、地盤防災工学を専攻する関東学院大学の規矩大義学長が、新入生を対象に特別講義を9月26日に実施しました。

 規矩学長は「土木は、仕事の相手がベトナムの社会と国家、そしてベトナム国民です。あなた自身もベトナムという国をよくしたいと考えている国民の一人です。ですから、社会にとって、そこに暮らす市民にとって、国家にとって何が一番よいのかを、エンジニアとして、公平、公正な目で真剣に考え、そしてあなた方自身の能力をいかんなく発揮してほしい」などと新入生にエールを送りました。





【ベトナム建設業界の課題】

 ベトナムでは、大規模な社会インフラを整備するための技術力を持つ建設会社が未発達なため、多くの建設プロジェクトを中国や韓国の企業が受注しています。結果として、国外への資本の流出が続いています。

 また、大学で技術者養成を目的にした教育の整備体制の整備も進んでいないことから、人材の海外流出も進んでいます。人材流出は、建設会社の技術力向上を阻害する要因にもなっています。

 外国資本に依存しない健全な経済発展のためにも、建設業の技術力向上と、技術を支える人材の育成が大きな課題になっています。



▼本件に関する問い合わせ先

関東学院大学 広報課

鈴木敦

住所:横浜市金沢区六浦東1-50-1

TEL:045-786-7049

メール:kouhou@kanto-gakuin.ac.jp





【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/