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釣っとコラム 黒潮の大蛇行続く

 昨夏から、黒潮が東海沖で大きく南へ曲がる「大蛇行」が発生している。今月に入ってもその傾向は変わっていない。今シーズンのグレ釣りが不調となっており、大蛇行が一因ではないかという釣り人が多い。

 シーズンが始まった昨年12月上旬には、多い人で10匹以上釣っていて、魚の姿を見ないボウズの人は少なかった。しかし、12月下旬になると、釣果にムラが出始め、1匹やボウズの人が多くなってきた。

 1月に至ってはもっと顕著だ。いつもならそこそこ釣ってくる友人たちが、釣果ゼロと撃沈している。「グレ釣りってこんなに難しかったっけ」と落ち込む友人もいた。「姿は現すが口を使わない」や「餌をかじっているが浮きに当たりが出ない」という声も聞いた。やはり食いは渋いようだ。

 釣具店によると、グレはいるので仕掛けに一工夫が必要だという。

 海上保安庁の海流推測図を見ると、黒潮まで潮岬沖で約140キロ、静岡県の御前崎沖では約400キロ離れている。今後の動きが気になるところ。

 余談だが、大蛇行発生時は南岸低気圧の経路が変化し、関東で雪が降りやすくなるとの研究もあるという。


写真【本来は黒潮が接近や接岸する串本町の磯】

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