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釣っとコラム 「チリモン」に夢中

 皆さんは「チリメンモンスター」=写真=をご存じだろうか。ちりめんじゃこやしらす干しの中に交ざったいろいろな生き物の赤ちゃんたちのことで、釣り魚の類いも多い。

 最近「チリメンモンスター」の名前でこれら海洋プランクトンの観察が盛んに行われている。学校教材としてもいけるし、家庭での観察にも、お手軽な材料である。

 先日、海南市の県立自然博物館を訪れた時、学芸員が大量のちりめんじゃこからより分けているところに出くわした。しばらく見ていたが面白そうなので少しやらせてもらった。

 「この細長いのは何ですか」「タチウオです」「目が飛び出した透明のヤツは」「シャコの仲間です」「口がとがって親と同じ形ですね」「カマスは親の面影があります」「これはイカかタコですか」「イカには『耳』と長い捕獲足があります」

 こんな会話をしながら夢中で探していると、知らないうちに半時間ほどが過ぎていた。同館では秋ごろにイベントを予定しているそうで楽しみだ。

 シラスは、紀南地方の特産品であり、昔からなじみ深い食材である。ピンセットと虫眼鏡を用意して家族でモンスター探しを楽しんでみてはいかが。

 ちなみに写真の生き物は、左に大きく見えるのとその隣がエソ、中央の丸いのがカワハギ、上の細長い2匹とカワハギの下がタチウオ、右下がカマス、右端がヨウジウオの仲間である。 (海)


写真【チリメンモンスター】

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