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釣っとコラム 「塩がみ」に泣く

 昨年12月、2年ぶりにイカ釣りに出掛けたが、その準備中トラブルが起こった。餌のアジを生かしておくバッカンのチャックがまったく動かないのだ。

 「やってしまった」。海釣りをする人なら誰しも経験しているであろう「塩がみ」である。釣行後は毎回、温水シャワーで塩分を洗い流しているのだが、不十分だったようだ。

 軽い塩がみなら、しばらく湯に漬け、浸透潤滑剤を噴いてペンチで引っ張れば解消されることもあるが、ガチガチでどうにもならない。無理をすると金具を壊してしまう。

 今回の釣行で使うのは断念して、安価なプラスチック製のバッカンを買って対応した。

 しかし、固着したバッカンは結構高いものだったので諦めきれない。釣具店の店員に相談すると「塩がみを解消するスプレーがあるよ」と教えてくれた。値段も手頃だ。ただ、臭いが強いとのこと。

 早速、家に帰って試してみた。スプレーを吹き付けると、泡がチャックの金具を包み込んだ。しばらくすると泡は消えた。金具を引っ張ると動きそうな気配だったが無理をせず、2回目の噴射。チャックはついに動きだした。

 青さびにも効くそうだ。独特の臭いはあるものの、2年分のうろこが目から落ちたような感動である。 (海)


写真【泡に包まれる固着したチャックの金具】

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