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ミカンの産出額日本一に 15年度の和歌山県

 2015年度の和歌山県産温州ミカン(生果)の産出額は277億円で、2年ぶりに日本一に返り咲いた。県によると、同年度に始めた、一定以上の甘さに限定する出荷事業の成果が出たという。

 産出額2位は静岡県の254億円、3位は愛媛県の203億円。和歌山県は13年度まで4年連続全国トップだったが、14年度は静岡県に譲り、15年度は抜き返した形になった。

 生産量は12年連続全国トップだが、販売単価は高いとは言えなかった。そこで、県とJAグループは単価向上を狙い、15年度から、JA紀南の総合選果場(田辺市下三栖)など、光センサーを設置している県内16選果場を対象に、一定の糖度以上を「厳選みかん」として出荷する事業を開始した。

 その結果、1キロ当たりの販売単価(京浜、京浜衛星、名古屋、京阪神の4大市場の平均単価)は前年度の191円の2割増の234円となり、産出額1位につながったという。ただ1キロ当たりの販売単価は静岡県の324円が1位、次いで徳島県318円、山口県284円で、和歌山県は7位だった。

 県は「16年度産についても『単価が上がっている』という声が生産者から聞かれる」といい「厳選出荷と合わせ、優良品種への改植やマルチ栽培など高品質生産を推進し、販売単価も含め『3冠』を目指したい」としている。


【単価の高い木熟ミカンの選果作業(田辺市下三栖で)】

更新)


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