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新品種の梅の加工品商品化へ 和歌山県と酒造会社

 和歌山県うめ研究所(みなべ町東本庄)は酒造会社「中野BC」(海南市)と連携し、梅の新品種「露茜(つゆあかね)」と「翠香(すいこう)」を利用した加工品開発を進めている。梅干し消費の減少や価格低下への対策で、このほど試作品が完成した。今後、改良して商品化を目指す。

 近年、梅の主力品種「南高」を中心とした梅干しの消費量が減少しており、価格も低下傾向にある。このことから南高頼みで梅の産地を維持していくのは難しいという見方が強く、特長のある新品種を活用した新しい加工品開発に乗り出した。

 環太平洋連携協定(TPP)への対策として国の予算を活用して2016年度から3年計画で進めている。露茜、翠香だけでなく、県工業技術センター(和歌山市)、京都大学農学研究科(京都市)、同志社女子大学生活科学部(同)と連携して「燈高(とうこう)」の加工食品開発と「南高」の加工技術向上も目指している。初年度の事業費は計2500万円。


【果皮、果肉が赤い「露茜」。シロップに続き、ジャムとしての加工を目指す】

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