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巫女が新茶摘み奉納 熊野本宮大社

 和歌山県田辺市本宮町の熊野本宮大社(九鬼家隆宮司)で16日、本宮町特産「音無(おとなし)茶」の茶摘みシーズンを前に新茶祭が営まれた。巫女(みこ)らが柔らかい新芽を摘み取り、神前に供えた。

 音無茶の品質向上や産業の発展を祈る神事。熊野古道沿いの祓戸王子近くにある大社の茶園(広さ約10アール)で、赤いたすきの巫女2人と大社敬神婦人会員5人が新芽を摘み取った。神前では地元の本宮町茶業生産組合やJAみくまのなどの関係者が出席して祈願した。

 組合などによると、町内では伏拝や川湯地区などの約40戸が計約5ヘクタールの畑で栽培している。一番茶の収穫は例年より遅く5月上旬、二番茶は6月下旬ごろになるという。音無茶は平安時代に京から持ち込まれたのが始まりといわれている。


【神事で音無茶を摘み取る巫女ら(16日、和歌山県田辺市本宮町本宮で)】

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