AGARAKiiLifeみかんKiiSearch

猫30匹の里親決まる 交流イベントに3700人

 不幸な猫をなくすことを目的にした愛猫者らの交流イベント「ねこのわ」が16日、和歌山県田辺市新屋敷町の紀南文化会館であった。チャリティーオークション、雑貨販売など多彩な催しに約3700人が来場した。

 主催は、田辺市のNPO「ワンニャン会」などでつくる実行委員会。今月施行された、野良猫への無責任な餌やりを規制する改正県動物愛護管理条例に合わせ、野良猫の不妊去勢手術費用を助成する県の支援事業に連動しようと初めて開催した。

 午前10時の開場前から会場に多くの人が訪れた。

 譲渡会では、引き取り手のいない猫が次々に紹介された。ワンニャン会の中本宣子代表(60)が「この子はすごく人懐こく、大人になっても飼いやすいですよ」などと1匹ずつ猫の性格や去勢手術の有無などを説明。来場者は「かわいい」と歓声を上げ、家族で引き取るかどうかを話し合っていた。1日で猫30匹の里親が決まった。

 オークションでは、ヒノキの木をくりぬいて作った猫の小屋や自転車、雑貨などが出品された。

 このほか、地域で飼う「地域猫」ルールの周知をはじめ、犬猫の相談コーナー、和雑貨や小物などの販売展示コーナー、写真展、体験コーナーなどがあった。

 友人と来場した田辺市下万呂の30代会社員女性は「ものすごい人出にびっくり。猫ファンが多いんだなと実感した」と話した。

 この催しの寄付やオークションの収益は全て野良猫の不妊去勢手術費に充てる。実行委の事務局を務めた多田弘美さん(47)は「初めての試みで不安だったが、多くの来場者に感動。1日で多くの猫の里親も決まった。不幸な猫をなくすため、また企画したい」と話した。


【多くの来場者でにぎわった猫の譲渡会(和歌山県田辺市新屋敷町で)】

更新)