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田辺市熊野に活気再び 7年ぶり「若葉まつり」

 紀伊半島大水害(2011年)による復旧工事が進む和歌山県田辺市熊野(いや)で29日、百間山渓谷の新緑シーズンに毎年催されていた「若葉まつり」(実行委員会主催)が7年ぶりに開かれた。

 会場にはプールが設けられ、子どもたちが放たれたアマゴを歓声を上げながら追った。家族で訪れていた山下鎧生君(10)=上富田町朝来小学校5年=は「水が冷たいけど、楽しい」と笑顔を見せた。熊野出身という祖父の大原清一さん(81)=上富田町岩田=は「故郷がにぎわうのはうれしい」と話した。

 地域住民による、ちらしずしやめはりずし、うどん、山菜などの販売もあり、来場者は会話を楽しみながら舌鼓を打っていた。

 若葉まつりは、1989年、市町村合併をする前の旧大塔村の時代に始まった催し。紀伊半島大水害で同地区が甚大な被害を受けたことなどから中断。復旧工事が進む中、百間山渓谷を訪れる人が徐々に戻ってきたことから、昨年秋に発足した住民や出身者らでつくる「熊野ふるさと会」(岡田克哉会長)が地域の活性化につなげたいと、実行委委員会をつくり若葉まつりを復活させた。


写真【若葉まつりでアマゴのつかみ取りを楽しむ子どもたち(29日、和歌山県田辺市熊野で)】

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