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売上高、初の3億円超 田辺市の着地型旅行会社

 和歌山県の田辺市熊野ツーリズムビューローが15日発表した2016年度の旅行事業売上高は、前年度比1・5倍の3億705万円で過去最高だった。海外旅行会社経由の取り扱いが増えたほか、スポーツ合宿の誘致にも着手。外国人客は1・5倍、国内客は1・3倍に増えた。

 「着地型旅行業」を開始して6年目で、初めて売上高が3億円を超えた。売上高は宿泊や荷物搬送サービス、語り部の料金などで、ほとんどが地域内で消費されている。

 取り扱い人数は1万1442人(国内客3698人、外国人客7744人)。1万人を超えたのは初めて。14年度以降、国内客より外国人客の取り扱いが多く、16年度は7割近くを占めた。

 ビューローの予約サイトを利用した外国人客は6574人で、前年度の1・4倍。海外旅行会社経由の取り扱いは1170人で、1・7倍に増えた。

 増加は継続的な宣伝活動が要因とみられる。海外の旅行ガイドブックに取り上げられたり、現地を訪れた客がインターネットを通じ、魅力を発信したりしている影響も考えられるという。

 国内客ではスポーツ合宿での利用が1611人いる。田辺市や南紀エリアスポーツ合宿誘致推進協議会と連携を強化し、誘致を始めた。

 予約サイト利用者の1人当たりの平均宿泊数は国内客1・45泊、外国人客2・50泊。平均単価も国内客1万854円に対し、外国人客は2倍の2万4008円。


写真【田辺市熊野ツーリズムビューロー旅行業務取り扱い状況】

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