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避難所運営を疑似体験 みなべ町職員や自主防災会

 和歌山県みなべ町東本庄の町保健福祉センターで10日、県の避難所運営リーダー養成講座があり、町内の自主防災組織のメンバーや町職員ら約70人が受講。避難所開設と運営のポイントについての講義を聞いたり、避難所運営ゲーム(HUG)を体験したりした。

 講座は2014年度から始まり、同町での開催は初めて。大規模災害時の避難所運営を地域住民らに学んでもらい、スムーズに運営できるようにするのが目的。

 講義は「避難所の開設と運営のポイント」と題し、一般社団法人ADI災害研究所の伊永勉理事長が講師を務めた。災害時は住民だけでなく役所、消防、警察も被害を受けて動けなくなるので、避難所運営は住民の手が必要だと述べた。

 これまで各地で開設された避難所の状況や問題点、設備の注意例などを説明。避難場所になっている学校などの建物が鉄筋か木造か、耐震はどうなのか、鍵はどこにあり誰が持っているのかなどを地域住民が知っておく事前対策が重要だとした。

 家族などの避難支援が得られない、または家族だけでは避難が困難な人について、福祉避難所ができるまで各人の症状や条件を考え、周囲で気を配るようにも呼び掛けた。

 HUGは、静岡県が開発した避難所運営を疑似体験できるゲーム。今回は、冬の夜に発生した大地震で停電や断水があり、小学校へ次々と来る人を適切に誘導できるか、避難所で起きる出来事に対処できるかなど、参加者が8班に分かれて避難所リーダーとなりゲームを進めた。


写真【避難所運営ゲームに取り組む参加者(10日、和歌山県みなべ町東本庄で)】

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