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JR切目駅舎の絵が完成 紀の国トレイナート

 10月1〜29日に和歌山県内を通るJR紀勢線を舞台に展開するアートプロジェクト「紀の国トレイナート」(実行委員会主催)に向け、印南町島田の切目駅で制作に当たっていた埼玉県川口市の作家、沼野伸子さん(33)が作品を完成させた。

 トレイナートでは、御坊―新宮間の30駅を作家たちがアートで彩る。期間中はさまざまな催しがある。

 トレイナートは今年で4年目となるが、沼野さんは初めての参加。3月と5月に下見に来た際、切目駅のたたずまいが気に入って制作場所に選んだ。

 駅周辺を散策して得たイメージを基に「かぜのまえ」というタイトルで8月28日から制作を開始。紹介された町内の空き家に宿泊しながら、アクリル絵の具を使って駅舎内の壁に家の屋根、車、波、風を単純化して描いた。

 地域住民との話が弾んで交流になったと喜ぶ沼野さんは「脚立を使って高い所で描いていると、地元の人が手伝ってくれたり声を掛けてくれたりして、とても助かった。日常の風景や生活を作品に出すようにした。明るい駅舎の雰囲気に合わせてパステル調にした。なんとか完成させてほっとしている。ぜひ鑑賞してほしい」と話している。


写真【駅舎の壁に絵を描く沼野伸子さん(和歌山県印南町島田で)】

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