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高校生の「2軍」発足へ 独立野球リーグの和歌山FB

 和歌山県田辺市を拠点に活動する野球独立リーグの和歌山ファイティングバーズ(FB)は7日、鹿児島県の神村学園と提携し、育成チーム(2軍)をつくると発表した。通信制課程の高校生を受け入れ、高校の野球部や「甲子園」以外にもプロ野球を目指せる新たな道を示す。

 神村学園は全日制と通信制があり、全日制課程には甲子園出場を目指す硬式野球部がある。甲子園には春夏合わせて9回の出場実績があり、2005年の選抜大会では準優勝している。同学園の通信制課程には全国で約700人の生徒がいる。

 和歌山FBは来月にも入団テストをし、来年2月には育成チームを発足させる。4月に同学園の高等部通信制課程に入学、転入する生徒の中から最大31人を受け入れ、育成チームとする。監督やコーチには元プロ野球選手が就任する予定。

 生徒たちは寮で生活し、通信制課程の勉強をしながら野球に打ち込む。地域の活動にも積極的に参加する。

 日本高校野球連盟(高野連)には加盟しないため、地元の高校などとは試合ができないが、独立リーグの各チームの下部組織と「教育リーグ」を戦うなどして技術を磨く。学年を問わず、実力がある選手は1軍の試合にも出られる。プロ野球球団との交流戦にも出場できる。

 7日は田辺市上の山1丁目の田辺スポーツパークで、和歌山FBの高下沢球団代表、山崎章弘監督、神村学園の神村裕之理事長が提携を発表した。


【提携を発表した和歌山ファイティングバーズの高下沢球団代表(右)と神村学園の神村裕之理事長(中央)、山崎章弘監督=7日、和歌山県田辺市の田辺スポーツパークで】

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