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コウノトリ2羽優雅に 古座川町月野瀬

 和歌山県古座川町月野瀬を流れる古座川に、国の特別天然記念物コウノトリ2羽が飛来している。同町にコウノトリが飛来するのは2年連続。町産業建設課は「2羽も来るのは珍しいと思う。見守ってもらえれば」と話している。

 兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷公園によると、1羽は串本町潮岬の港で3日に飛来が確認された雄の「かけるくん」、もう1羽は足環がなく個体の判断ができないが、コウノトリに間違いないという。

 8日昼前には、月野瀬の少女峰前にある河川敷駐車場近くの川で、アユを捕まえたり、毛繕いしたりする様子が見られた。2羽が近づいたり離れたりする様子や、羽を広げて優雅に飛ぶ姿を地域の人らが目で追った。

 「かけるくん」は、衛星利用測位システム(GPS)発信機を着けており、福井県で放鳥された。同県のホームページによると、越前市で5月14日に生まれ、10月に放鳥された。11月1日午後5時に串本町、6日午後6時に古座川町にいることがGPSで確認されている。足環の色は右が黄、左が青。

 コウノトリの郷公園によると、兵庫県野生復帰事業で、野外で生まれた個体の中に足環なしの個体がいるが、古座川のもう1羽がその個体かどうかは分からない。雄と雌の判別も難しいという。


【2羽のコウノトリ。右手前が「かけるくん」(8日、和歌山県古座川町月野瀬で)】

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