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歳暮商戦始まる ミカンは品薄の可能性も

 和歌山県田辺地方で歳暮商戦が始まった。田辺市内の産直店では贈答用ミカンの人気が高いが、今年は天候の影響でミカンが少なく、例年より早めになくなる可能性があるという。

 田辺市秋津町、JA紀南の産直店「紀菜柑」では、11月下旬から歳暮用のミカンが売れ始めた。商戦のピークは今月9、10日ごろで、16、17日ごろまで続くとみている。

 今年は台風の影響で傷のない贈答用ミカンの数が少ないという。価格も例年より1割弱ほど高めになっているが、売れ行きは好調。最もよく売れているのが5キロ入りで2700〜3千円程度、次いで7キロ入りで4千円前後。人気はMサイズで、次いでSサイズが売れている。

 田村真次店長によると、中元は梅干しがよく出るが、歳暮はほとんどの人がミカンを購入する。購入客は地元の人が中心で送り先は県外が目立つ。「以前食べておいしかった」と、生産者名を指定して贈答用や自宅用に電話注文する県外の人もいるという。

 同市上秋津の農産物直売所「きてら」ではミカンの5キロ入りと10キロ入りが売れ筋で、価格は2500〜5500円程度。ミカンやジュース、加工品などを詰め合わせた「きてらセット」を贈る人も増えており、ここ数年、2千セットを超す注文がある。

 今年は店頭に並ぶミカンの量が少なく、これまでのところ昨年の6割ほどとなっている。セットに入れるミカンを確保する必要もあり、贈答用ミカンは年末までになくなる可能性があるという。

 同市稲成町の産直市場「よってっていなり本館」でもミカンが人気で、年々小ぶりサイズの需要が高まっている。売れ筋はSサイズで5キロ入り2500〜3千円、10キロ入りで5千〜6千円。


【歳暮商品として人気の箱詰めされた贈答用ミカン(和歌山県田辺市秋津町の産直店で)】

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