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熊楠賞に協力を 財源確保へ募金活動、田辺市

 南方熊楠賞(和歌山県田辺市、南方熊楠顕彰会主催)の財源確保のため、官民で組織する「くまぐす募金委員会」(榎本長治委員長)が、募金活動を始めた。地元はもちろん、全国に広く協力を呼び掛ける。

 熊楠賞は、世界的な博物学者、南方熊楠(1867〜1941)にちなみ、博物学や民俗学で業績のある研究者に贈る。熊楠没後50周年記念事業で制定。例年、人文部門と自然科学部門から交互に選考している。1991年から表彰を始め、2017年(第27回)受賞の京都大学大学院教授の加藤真氏まで30人に授与した。

 財源となる市の基金残高は約1700万円(2017年3月末現在)。熊楠賞は毎年約400万円程度の経費がかかっており、このままでは第30回前後で基金が枯渇するという。

 募金は今年4月から受け付けているが、10月末までの寄付金は584万円(12件)。目標は20年3月末までに5千万円。

 募金のPRは顕彰館がホームページやイベントなどでしている。今後、募金委員会のメンバーが広く呼び掛ける。



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