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南紀白浜空港に戌の絵馬 本宮大社宮司描く

 南紀白浜空港(和歌山県白浜町)の到着ロビーに1日、熊野本宮大社(田辺市本宮町)の九鬼家隆宮司(61)が来年のえと「戌(いぬ)」などを描いた絵馬(縦120センチ、横180センチ)が掛けられた。来年が大社の創建2050年に当たることから、空港のために用意した。

 到着ロビーには1998年から同じサイズの絵馬があったため、19年ぶりの掛け替えとなった。以前の絵馬も「南紀熊野体験博」(99年)に合わせ、九鬼宮司が描いたものだった。当時はまだ、宮司になっていなかったという。

 新しい絵馬には、紀州犬や平安衣装を着た女性、大社の旧社地・大斎原(おおゆのはら)にある大鳥居のほか「旅行安全」の文字も入っている。1日は大社の職員が脚立に乗って絵馬を取り付けた。東京(羽田)からの定期便到着に合わせて作業を進めたため、乗客も注目した。

 今回の設置を機に、空港では毎年、九鬼宮司が描く絵馬を掲げることになった。九鬼宮司は「今後は『空の玄関口』にふさわしい、南紀をイメージできるものを描いていきたい」と話している。

 九鬼宮司が描いた「戌」の絵馬は、JR紀伊田辺、白浜、新宮の各駅にも設置されている。20日にはJR和歌山駅にも掛けられる。


【19年ぶりに掛け替えられた絵馬(上が新しいもの)=1日、和歌山県白浜町の南紀白浜空港で】

更新)