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レタスの収穫始まる 田辺・西牟婁、豊作に期待

 和歌山県田辺・西牟婁でレタスの収穫が本格的に始まった。11月の早出しは気象の影響で不作だったが、シーズン本番では豊作が期待される。来年3月中旬まで続く。

 JA紀南指導部によると、管内の白浜町富田地域や日置川地域、すさみ町などで農家約40戸が水田の裏作などとして計約9ヘクタールの園地で栽培している。

 生産者のうち30戸が特定の業者への出荷のため、10月下旬から収穫を少しずつ始め、12月になって本格化した。

 スーパーマーケットやコンビニエンスストアに出荷する「カット野菜」用で、昨年、加工業者からJA紀南に出荷依頼があり、応じた。業者への出荷は市場出荷よりも約1カ月早く、今季も9月中に苗を定植した。しかし、10月中の激しい寒暖差や長雨、台風の影響で、収穫できない園地もあり、これまでの収穫量は半分以下にとどまっている。このため、今後の収穫に期待がかかる。

 田辺市中三栖の浜野孝人さん(42)、白浜町中の山本孝一さん(57)、同町堅田の平阪まゆみさん(42)の3農家は特定業者向けに、それぞれが栽培するのとは別に、白浜町平で借りた約1ヘクタールの園地で共同で栽培している。

 浜野さんは「特定業者への出荷は価格は安いが安定している。量を多くして収入を確保するために、収穫を早め、期間を長くした。天候の被害を受けやすくなるが、レタスの産地として栽培量を増やすことができればと思う」と話す。


【特定業者向けのレタスを収穫する農家ら(3日、和歌山県白浜町平で)】

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