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二段階移住がお勧め 熱中小学校がオープンスクール

 来年4月に和歌山県上富田町生馬で開校する「紀州くちくまの熱中小学校」の実行委員会は2日、同町朝来の上富田文化会館でオープンスクールを開いた。約170人が参加し、講演や動画を通じて熱中小学校への理解を深めた。

 映画や漫画の「釣りバカ日誌」の主人公「ハマちゃん」のモデルになった高知市に住む黒笹慈幾さん(元小学館クリエイティブ取締役)が「ほどよい田舎でほどよい仕事」と題して講演した。

 小学館の編集者として活躍した黒笹さんは、定年退職とともに釣り中心の生活を夢見て東京から高知市へ移住した。

 田舎暮らしへの憧れと現実のギャップを防ぐため、移住希望者には高知市のような「そこそこ田舎」への「二段階移住」を勧めているという。大学や国、県、釣り雑誌などの仕事を通じて、二段階移住を促進するために情報発信していることを紹介した。

 また、移住者の立場から、上富田町と高知市の共通点について、人柄がざっくばらんなこと、熊野古道と四国遍路の関係からよそから来る人を受け入れる文化があること、空港が近く友達を誘いやすいことなどを挙げた。


【紀州くちくまの熱中小学校のオープンスクールで講演する黒笹慈幾さん(右)=和歌山県上富田町朝来で】

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