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元女子プロ選手2人入団 田辺市の硬式野球チーム

 和歌山県田辺市を拠点に活動する女子硬式野球チーム「和歌山ファイティングバーズNANA」は4日、元女子プロ野球選手2人の入団を発表した。元プロ選手の川保麻弥監督(33)も現役復帰する。設立2年目の来季は元プロ3人がプレーし、女子硬式野球の全日本選手権出場を目指す。

 新たに入団したのは、三重県出身の大倉三佳選手(32)と、奈良県出身の吉田奈津選手(20)。

 大倉選手は2013年に女子プロ野球チームのイースト・アストライア(現埼玉アストライア)を引退し、15年に兵庫ディオーネのコーチ、16年に育成チームのレイアで監督を務めた。全ポジションを守れ、強肩が持ち味の選手。10月からNANAに入った。

 吉田選手は内野手で、15年にレイア、17年に京都フローラでプレーした。堅実な守備とセンスのある打撃が特長という。来年1月に正式に入団する。

 大倉選手は田辺市鮎川に移住し、市内の交通会社でバスの運転手を務める。「女子プロ野球を退職していったん野球から離れようと思ったが、選手時代にお世話になった川保監督に誘われた。選手としてもう一度限界まで挑戦し、女子野球を和歌山から全国に広げるために努力したい」と意気込みを語った。

 吉田選手も鮎川に移住しており、すさみ町のホテルで働いている。6月まで女子プロ野球選手だったが、度重なるけがで退団。野球を続けるか迷っている時、川保監督に声を掛けられ、もう一度奮起したという。「プロで経験したことを生かし、下の子にもしっかり教えられる人間になり、チームの勝利に貢献したい」と抱負を語った。


【入団を発表した大倉三佳選手(右)と吉田奈津選手(左)、現役復帰する川保麻弥監督=4日、和歌山県田辺市内で】

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