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粘菌に興味津々 秋篠宮ご一家が熊楠記念館見学

 秋篠宮ご夫妻と長男悠仁さま(11)が5日、和歌山県白浜町を訪れ、南方熊楠記念館を見学された。和歌山の自然や文化に触れようと、小学校の休みを利用した私的な旅行。熊楠が研究した粘菌(変形菌)に興味を示したほか、周辺の自然景観にも感動された。

 記念館は、熊野で後半生を過ごした世界的な博物学者、南方熊楠(1867〜1941)の文献や標本類、遺稿など約800点を展示する施設で、熊楠の生誕150周年を迎えた今年の春、新館がオープンした。秋篠宮さまは1995年、2004年に続いて3回目の来訪だが、悠仁さまは初めて。

 谷脇幹雄館長(65)の案内で館内を回られた。熊楠は、1929年に昭和天皇が和歌山県を訪れ、田辺湾に浮かぶ神島に渡った際に案内役を務めたほか、粘菌の標本を進献していた。新館2階展示室には進献の際に使ったのと同じキャラメル箱、案内の際に着用したフロックコートなどを展示しており、悠仁さまは興味深そうに見られていた。

 粘菌の展示コーナーでは、県立自然博物館(海南市)の川上新一学芸員(51)から説明を聞かれた。広葉樹の古木に付いた粘菌を虫眼鏡を使って観察。顕微鏡で粘菌の細胞の活動も観察し、血液のように流れていることに感動されていた。


【粘菌の標本を観察される秋篠宮ご一家(5日、和歌山県白浜町で)=代表撮影】

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