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サイバー犯罪の手口学ぶ 和歌山県警、対策官が講演

 和歌山県警は5日、田辺市上の山1丁目の田辺署庁舎で、インターネットを利用したサイバー犯罪に関する講演会を開いた。田辺警察官友の会会員を対象に、県内や国内で発生したサイバー犯罪の手口、その対策を教えた。

 サイバー犯罪は、他人のパソコンなどをウイルスに感染させて遠隔操作したり、不正にアクセスして個人情報を抜き取ったりするもの。

 講演は、現状や注意を知ってもらうことでサイバー犯罪の被害を防ごうと、県警が県内各地で開いている。高度な知識を持ったサイバー犯罪対策官が講師を務め、これまで自治体や医師会などでも開催している。

 この日は、友の会の会員約30人が参加。県警生活環境課のサイバー犯罪対策官、中岡隆警視(52)が講師を務めた。

 中岡警視は、スマートフォンの普及やインターネットを利用する機会の増加に伴い、サイバー犯罪に関する相談件数や被害が全国的に増えていることを紹介。

 2015年5月には日本年金機構で、実際の業務に関係したメールを装い、送りつけられたウイルスに感染して約125万件の個人情報が流出した事例などを挙げ「相手の情報を調べ上げ、送信元を改ざんしている場合もある。不審なメールが届いた時は不用意に開かないよう注意し、差出人に確認するようにしてほしい」などと助言した。


【サイバー犯罪の発生状況や対策を話す、和歌山県警生活環境課、サイバー犯罪対策官の中岡隆警視(田辺市上の山1丁目で)】

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