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10キロの巨大ウツボ展示 すさみ町の水族館

 和歌山県すさみ町江住のエビとカニの水族館は、全長約1・6メートル、重さ約10キロという巨大なニセゴイシウツボの展示を始めた。大型魚の食べかすや寄生虫を食べるアカシマシラヒゲエビと同居しており、その共生ぶりも面白いという。

 巨大ウツボは、白浜町塩野の渡船業、小出誠さん(43)が、沖合約1・6キロ、水深約40メートルの瀬に仕掛けたクエのはえ縄に掛かっていた。小出さんは「水族館などで見てこのウツボのことは知っていたが、実際に見るのは初めて。大きさにびっくりした。船に上げるのも一苦労だった」と驚いていた。

 水槽で同居するアカシマシラヒゲエビは全長4〜6センチで、欧米ではクリーナーシュリンプとも呼ばれている。巨大ウツボもこのエビが近づいてくると大きく口を開けて気持ちよさそうに掃除をさせている。

 ニセゴイシウツボは最大で2メートル近く、15キロ以上に成長する南方系のウツボ。水族館の平井厚志さんは「20年前はほとんど見られなかったウツボ。ここ5年くらいで持ち込みや問い合わせが増えてきた」と話す。


写真【展示が始まった巨大ニセゴイシウツボ。頭に乗っているのはアカシマシラヒゲエビ(和歌山県すさみ町江住で)】

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