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和歌山県が実技試験取り消し 昨年7月の技能検定

 和歌山県は25日、県職業能力開発協会(和歌山市)が昨年7月に実施した国家試験「1級噴霧塗装作業」の実技試験について、必要な装置を使用していなかったとして、試験自体を取り消した。1人が受験し不合格になっていた。県は協会に受験料の返還を指導した。

 試験は、県が協会に実施を委託している。この実技試験では装置を3種類使用する必要があるのに、昨年7月実施の試験では、1種類で賄っていたことが判明。県が3月に発表し、試験の取り消しについて検討するとしていた。

 また当時の発表では、2012、13年度も必要な装置を使用していなかったとし、その疑いが強い14、15年度も含め、試験取り消しを検討していた。しかし、県によると、その後関係者の証言に食い違いが出たため、12〜15年度試験については取り消さないことにした。この間、計18人が受験し、9人が合格している。

 県は再発防止策として、協会実施のすべての検定に県職員が立ち会うほか、装置の事前確認徹底、映像で検定の様子を記録して保管するなどを協会に指導している。


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