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クルーズ船の誘致好調 和歌山県

 和歌山県などが誘致しているクルーズ船が来年度上半期(4〜9月)、新宮港を中心に県内に11隻、寄港する見通しとなっている。下半期(10〜3月)についても現時点で3隻が決まっていて、すでに過去最多の本年度16隻(予定含む)に迫る数となっている。県は「今後も受け入れ態勢を整えるなどして誘致活動に力を入れ、観光振興につなげたい」としている。

 上半期は、本年度同期より2隻多い。下半期については主要船会社が6月ごろまでに決定する予定。

 県内の近年の寄港実績は2014年度が10隻、以降、15年度11隻、16年度13隻、本年度は16隻(うち4隻は予定)と増加を続けている。

 県内では主に新宮港、和歌山下津港、日高港に受け入れているが、来年度は予定の14隻のうち、1隻が和歌山下津港で、残り13隻は新宮港。県によると、地理的に寄港しやすい場所にあることや熊野三山など世界遺産があること、飛行機や新幹線などでは不便な場所にあることから、需要が多いという。

 来年度に寄港が決定しているうち、最大はイタリアの「コスタ・ネオロマンチカ」(5万7千トン、定員1800人)。県内初寄港で、新宮港に6回来る予定となっている。

 また、19年には県内寄港のクルーズ船では過去最大となる米国の「ダイヤモンド・プリンセス」(11万6千トン、定員3300人)が和歌山下津港に県内初寄港することも決まった。12年度に同港に3回寄港した「コスタ・ビクトリア」(7万5千トン、定員2400人)が最大だったが、これを上回る。


写真【1月6日に新宮港に寄港するクルーズ船「にっぽん丸」(2015年、和歌山県串本町沖で)】

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