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特殊詐欺被害最多に 和歌山県内

 和歌山県警は、年末年始に向けて特殊詐欺への注意を呼び掛けている。1月〜12月15日に県内であった特殊詐欺の被害は92件で、統計が残る2010年以降最多となった。県警の犯罪抑止総合対策室、崎口忠室長(57)は「年末年始に家族や親戚などで集まる機会があれば、家族間で本人確認の合言葉を決めるなど、詐欺への対策を話し合ってほしい」と話している。

 県警によると、被害件数は前年同期よりも29件多く、被害額は約2億1千万円(前年同期比約1200万円増)。内訳は、架空請求詐欺38件(同9件増)、オレオレ詐欺28件(同12件増)、還付金等詐欺18件(同5件増)など。これまで12年中にあった85件が最も多かったが、今年はそれを7件上回った。

 近年は、息子や銀行員、警察官をかたったオレオレ詐欺が多発しているという。「特殊詐欺の犯人を捕まえたらあなたのカードが出てきた。悪用されないようキャッシュカードと現金を一時預かる」などとカードや現金をだまし取る手口のほか、14日にはみなべ町に住む高齢女性が、息子を名乗る男から「金を借りた。すぐに返さないといけないから金を貸してほしい。知り合いが代わりに受け取りに行く」などと言われ300万円をだまし取られる被害もあった。


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