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希少サンショウウオの幼生確認 和歌山県調査

 和歌山県自然環境室と県文化遺産課は25日、田辺市中辺路町の山中で希少生物の調査を行い、紀伊半島固有種で県と国が絶滅危惧種に指定しているオオダイガハラサンショウウオの幼生1匹を確認した。担当者は「紀南には多くの希少生物が残っている。今後も機会あるごとに調査していく」と話している。

 オオダイガハラサンショウウオは、近い将来、絶滅が心配されており、環境省のレッドリストでは絶滅危惧2類、県のレッドデータブックではランクの高い絶滅危惧1類に分類されている。

 中辺路町の山中では、水中にある落ち葉や石の下などを探索し、全長8センチほどの幼生1匹を確認した。成体は見つからなかった。

 同種は、県内の山間部に点在して生息、源流域で産卵する。幼生は水中で1年以上過ごし、変態後は自然林内の林床で生活する。最大で全長20センチを超える。


【調査で見つかったオオダイガハラサンショウウオの幼生(和歌山県田辺市中辺路町で)】

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