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晴明神社に全国から参拝者 田辺市龍神村

 和歌山県田辺市龍神村殿原には平安時代の陰陽師、安倍晴明の伝承が残る。地元住民が2010年に発足させた「殿原晴明会」(76人)は、地元産のヒノキを使った絵馬を作るなど、さまざまな活動をして地域おこしに取り組んでいる。

 同会によると、安倍晴明神社は県内に1社しかない。地元には、晴明が休んだといわれる腰掛け石や、村人らに悪さをしていた妖怪を封印したという猫又の滝などがある。

 同会の代表で郷土史家の古久保健さん(80)は「楽しく活気のある地域づくりをして、晴明ゆかりの地を次世代に残そうと活動している」と話す。

 会では、晴明がたどった道を探訪して会員同士の親睦を深める遠足や、「晴明の里」と記した看板の設置などに取り組んでいる。晴明神社には県内の他にも北海道や秋田県、愛知県、兵庫県、鳥取県など全国から参拝があり、田辺市湊のJR紀伊田辺駅からタクシーに乗って訪ねてくる人もいるという。

 五角形のヒノキの絵馬(1辺6・5センチ)を約400枚作成して販売もしている。参拝者が願いを書き込んだ絵馬は、神社の絵馬掛けに納められている。家内安全などの願いを書いたものが多い。著名人の奉納もある。


写真【絵馬が掲げられている安倍晴明神社(和歌山県田辺市龍神村殿原で)】

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