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寒波で野菜高騰 販売店「こんな状況はそうない」

 冬の葉物野菜が収穫シーズンに入っても品薄状態が続き、価格が高いままとなっている。昨年12月の寒波の影響が強く、仕入れ担当者らは「こんな状況はそうない」と表情を曇らせる。

 主に地場産を取り扱う和歌山県田辺市内の農産物直売所では、レタスやホウレンソウ、青ネギなどが品薄で高値になっている。

 レタスは毎年11月から収穫が始まるが、今季は昨年10月の激しい寒暖差や長雨、台風の影響で不作となり、12月には寒波によって育たず、葉が巻かない状態。年が明けても品薄で、店内の棚には小さいレタスが多く、価格は1玉150〜300円で昨季の2倍ほどになっている。全国的に不作で高騰しているため、他産地からは仕入れていないという。

 ホウレンソウもレタス同様に毎年11月から始まるが、不作が続いている。価格は1袋200〜250円で昨季の1・5倍ほど。地元産だけでは足りないことから、徳島や福岡産を仕入れて補っている。

 青ネギの価格は1束150円で昨季の1・5倍ほどになっている。ミズナやサニーレタスも品薄状態だという。

 仕入れ担当者は「例年なら棚いっぱいに並ぶが、今季は空きが目立つ。特に需要が高まる年末に野菜がなく、困った。こんな年はそうない」と話す。

 市内の大型スーパーマーケットでは、主にハクサイやキャベツの葉物野菜のほか、ダイコンが高値になっており、昨季の1・3〜1・5倍だという。店長は「高くなった分、小さくして買い求めやすいようにしている」と話す。


写真【品薄で空きが目立つ葉物野菜の棚。価格も高めだ(10日、和歌山県田辺市内で)】

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