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捕鯨の町が国境越え提携 太地町とフェロー諸島の町

 古式捕鯨発祥の地とされ、小型鯨類の追い込み網漁を続ける和歌山県太地町は24日、同様の漁をしている北大西洋のデンマーク領フェロー諸島にある町「クラクスヴィーク」と姉妹都市提携の協定を結んだと発表した。ともに反捕鯨団体から圧力を受けており、三軒一高町長は「これにより、漁の正当性を国際的に訴えることができる」と話した。

 フェロー諸島は北大西洋の18の島からなる群島で、面積は約1400平方キロ。30の自治体があり、人口は約5万人。クラクスヴィークは第2の町で、人口は約5千人という。

 姉妹都市の提携は太地町から打診。三軒町長らがクラクスヴィークを訪れ、19日(現地時間)に姉妹都市提携を結んだ。協定書では、それぞれの町が古来より鯨類を含む海洋生物資源に大きく依存し、その持続的利用を通じて独特な文化伝統を育み、繁栄してきたことを強調。提携をきっかけとして、ビジネスや観光、文化、教育など幅広い分野で密接に交流することを盛り込んだ。


写真【姉妹都市提携の協定書に調印する太地町の三軒一高町長(左)とクラクスヴィークの町長=和歌山県太地町提供】

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