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防犯カメラの設置推進 和歌山県、来年度中に千台へ

 和歌山県紀の川市で当時小学校5年生だった男児が殺害された事件から5日で3年。県は子どもたちを犯罪から守ろうと、防犯カメラ設置を促進している。県警と市町村はすでに約820台を設置。増設事業開始から2年で約600台増となった。県は来年度中に千台を目標に、市町村への補助費用を盛り込んだ関連予算案を県議会2月定例会に提案する。

 県内の防犯カメラは2015年度、県警、市町村合わせて約220台あったが、県は紀の川市の事件を受け、16年度から3年間で5倍の千台に増やす計画を立て、通学路を中心に設置を希望する場合は、市町村に補助してきた。補助台数は16年度97台、17年度85台(予定を含む)で、県警や市町村の単独設置を含め、現在約820台になったという。

 2年間で県の補助を受けて最も多く設置したのは和歌山市で61台。紀南では太地町21台、みなべ町11台、上富田町8台、北山村7台などが多い。田辺市は1台で、すさみ町や串本町はないなど、市町村によって差がある。

 田辺市では昨年12月、女児が男に催涙スプレーをかけられ、大けがをする事件が発生。近くの梅干し保管倉庫に設置されていた防犯カメラの映像が容疑者逮捕につながったとして、増設を求める声が出ている。


写真【通学路に設置されている防犯カメラ(和歌山県田辺市内で)】

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