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養殖本マグロを欧州へ輸出 串本町の水産加工会社

 和歌山県串本町串本の水産加工会社「串本食品」が、同町などで養殖された本マグロの冷凍加工品を欧州連合(EU)に輸出することになった。必要な衛生管理基準を満たしたと認められたためで、今年中に出荷を開始、当面は年間で約500匹分を目指すという。

 同社は施設を改修するなどして、食品衛生管理の国際基準「HACCP(ハサップ)」とEUが求める施設基準をクリア。県は昨年12月下旬に「対EU輸出水産食品取扱施設」に認定した。

 仁坂吉伸知事が7日、山路哲生社長に認定書を交付した。本マグロでEU輸出が認められたのは全国で4施設目という。

 同社は町内で養殖されたタイの冷凍加工品のEU輸出も検討している。山路社長は「すし文化が世界中に広まっているが、日本の本物の魚を供給して日本食を広める一助になればと思う。原料と加工技術の両方がよくないと満足いく商品はできないので、串本の養殖業者と連携していきたい」と話した。

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