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梅の調味廃液処理施設を建設 上富田町で5月から操業

 和歌山県上富田町市ノ瀬に、民間業者が梅干しの2次加工で発生する調味廃液の処理施設を建設している。5月に操業を開始し、地域の業者から出る廃液を受け入れる。

 事業者は廃棄物収集運搬会社の「太陽コーポレーション」(川崎勝也社長)。本社は奈良市にあるが、施設が完成すれば現地に移る。現場は富田川支流の清水谷川沿いで、敷地は2225平方メートル。平屋の管理棟、半地下の処理棟、車庫棟を各1棟建てる。総工費は約4億5千万円。

 施設では、塩分濃度の高い調味廃液を浄化槽で微生物(好塩菌)によって水と汚泥に分解する。水はきれいにして河川へ流し、汚泥は堆肥に再利用する。調味廃液の処理能力は1日45立方メートル。

 同社によると、微生物が活発に働くシステムを導入しており、有機物を分解、除去する能力が高い。水の汚染を示す指標である生物化学的酸素要求量(BOD)は、放流水質基準値を大きく下回る。汚泥の発生も抑制するという。

写真【5月の操業に向けて建設が進む梅調味廃液の処理施設(和歌山県上富田町市ノ瀬で)】

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