冷え込んだ9日朝、和歌山県白浜町の綱不知(つなしらず)湾で海面が凍り、地元住民らを驚かせた。珍しい現象が起きたことを知り、写真撮影に来た人もいた。
漁業男性(50)によると、午前6時半ごろに来ると、一面に氷の膜ができていた。船を動かす際はバリバリと氷を割りながら進めたという。男性は「見た時はびっくりした。氷は厚かった。こんな光景は初めて」と話した。
和歌山地方気象台によると、放射冷却の影響で冷え込み、南紀白浜(南紀白浜空港)の気温は9日午前4時28分に氷点下1・7度を観測した。
綱不知湾は県道の桟橋交差点そば。