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不知火の収穫始まる 田辺・西牟婁、やや不作傾向

 全国的に人気のあるかんきつ「不知火(しらぬい)」の収穫が和歌山県田辺・西牟婁で本格化した。平年より10日ほど遅く、やや不作傾向だという。3月下旬まで続く。

 不知火は「清見」と「ポンカン」の交雑種で、実が大きい上に甘く、味が濃いことで人気がある。中でも糖度が高く、酸度が低い実は全国的に「デコポン」として販売されている。

 JA紀南管内では田辺市上秋津を中心に田辺・西牟婁の約220戸が計約31ヘクタールの園地で栽培している。

 JA紀南営農指導課によると今季の収穫予想量は333トンで、豊作だった昨季より2割ほど少なく、平年よりやや少なめの見込み。

 不作の要因は、ポンカンと同じように当初から花の数が少なかった上、昨年5月の花の満開のころから平年よりも気温が高く、少雨だったことで生理落果が多く、実が少なかったからだという。

 市場向けは、センサーによる測定で糖度13度以上、酸度1%以下の基準に達した実がデコポンになる。JA紀南販売部によるとデコポンの市場価格は、主力の秀品2Lサイズで1キロ当たり400〜500円で、平年並みだという。


写真【不知火を収穫する農家。今期はやや不作だという(8日、和歌山県田辺市上秋津で)】

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