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捕鯨文化への認識深める 自民党議員が太地町で研修

 自民党和歌山県連は8、9の両日、古式捕鯨発祥の地として知られ、今も小型鯨類の追い込み網漁が続けられている同県太地町で「くじらサミット」と題した研修を開いた。同党の国会議員や地方議会議員ら約100人が参加。町内を見学したり意見交換をしたりして、捕鯨文化についての認識を深めた。

 党県連の青年局と青年部が全国に呼び掛けて開催。党本部や埼玉県、石川県、愛知県、大阪府、高知県などから国会議員や地方議会の議員、青年局の役員らが訪れた。

 初日は、太地町が仕切り網を設けて小型鯨類を飼育する構想を進めている森浦湾や町立くじらの博物館を見学した後、捕鯨文化をテーマにパネルディスカッションを開いた。

 党本部青年局長の鈴木馨祐衆議院議員らが参加したパネルディスカッションでは、関係者から捕鯨の歴史と現状、国際捕鯨委員会(IWC)の機能不全や反捕鯨団体による妨害行為といった課題について説明があったほか「IWCの議論は科学的な根拠の下で冷静に行われるべきだ」「食文化としてもっと普及させていくことが大事なのでは」といった意見が出た。

 9日には追い込み網漁を見学し、捕鯨論争を扱ったドキュメンタリー映画「おクジラさま ふたつの正義の物語」も見た。


写真【研修で町立くじらの博物館を見学する参加者ら(8日、和歌山県太地町で)】

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